石調塗料『ラピス』の評判や欠点は?高い塗装技術が必要な塗料

最近話題のラピス塗料について話したいと思います。ラピス塗料は自然石調に仕上がる塗装で、見た目も高級感があり、良い塗料です。
ただ、ネットで見る様な30年持つものと言うのは間違った情報なので注意が必要です。

(当サイトでは、現役の塗料屋さんによる正しい情報を発信しています。)

ラピス塗料の特徴

塗料屋さんの説明ラピスは自然石と陶器を細かく砕いた物に、合成樹脂を混ぜて塗料状にした石彫塗料です。材料が石なので、時間の経過で変色したり、艶が無くなるなどの変化は少ないです。

最近の多彩模様のサイディングの様な、複雑な模様を選べることから、リフォームの観点からも自然石調塗装を選ぶお客さんが増えてきた事で、話題になって来たのでは無いのでしょうか。

耐久性は、石を見てわかる通り長い期間持つのですが、繋ぎに入っている合成樹脂などは通常の物なので、長くても10年位でしょう。

同じ位の期間で、シーリングなどの部分の耐久性が落ちるので、塗り替えや補修が必要になると思います。

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塗装屋さんからの評判

自然石調塗装を塗装したことがある塗装屋さんの口コミでは、厚みを均一につけるのが難しく、有る程度の技術を持った塗装屋でないと難しいとの評判でした。

それと、ゴツゴツしているので、トップコートをしっかりかけないと、汚れがつきやすく、排気ガスなどが多い国道沿いの戸建の場合は、雨垂れ染みがどうしてもできやすいとのことです。

石彫塗料『ラピス』の欠点は?

残念なポイントこのラピス塗料の欠点は、やはり塗料に含まれる石材の割り合いが多いので、建物の揺れなどによりヒビが入ったりすることがある事です。

そして、石調塗料全般に言えることですが、塗り替えの場合、つける量が通常でも多いので、重量的に重くなります。その分下地がしっかりしていないと、剥がれる可能性があると言うことです。

少々強引な売り方の営業マンがいる様で、過剰なセールストークに騙されない様に、少しでも不安に感じる面があれば、よく質問して答えて貰うのが良いでしょう。

強引な営業の売り方などしなくても、本当良い商品なら皆が率先して使っているはずです。

新規参入などで、知名度が低い商品などはキャンペーン価格、モニター価格などと、巧みに契約を急がせますのでご注意してください。どの様な塗料も30年の間、補修も塗り替えもしなくて良い物はまだ販売されていません。

この自然石調塗料は大手メーカーの日本ペイントや関西ペイント、エスケー科研や菊水科学工業などでも同様の塗料を販売していますので、色々比較してみると良いでしょう。

大手メーカーに商品を委託して作ってもらってる小さいメーカーもありますし、その逆もあります。

石調塗料『ラピス』まとめ

こういったラピスの様な自然石調の塗材は使用量によって、とても価格の変動が大きい商品です。

見た目が豪華なので病院や戸建て玄関のエントランス等や柱などに使う事がある商品で、アクセントとして大理石の様な石調の塗材を選ぶ方がおります。

施工方法も複数回塗装を繰り返したり、豪華な目地を作ったり、平滑を出すために削ったりと何かと豪華な見た目で価格もかかってきます。

有名な塗料メーカーでも石材調の商品は販売しておりますし、同じようなシリコンクリヤーをトップコートに持ってくる商品もあります。

日本ペイントのジキトーンやエスケー化研のエレガンストーン、菊水化学のナチュラルトーンといった同じセラミック系の石材調塗料です。

見た目は豪華なのですが、一番大変なのがメンテナンスなので、せめて一部にアクセントと言う形で使用する方が無難だと私は思います。

コーキングの打ち替えも下手をしたら石材調塗料を落として打ち替える必要が出てくるからです。
次の期間のメンテナンスも考えた塗り替えを進めるのも私は大事だと思います。

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