日本ペイント「ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤー」の特徴と欠点は?フッ素のクリヤー塗装

「塗り替えはしたいけど、折角の多彩模様なので模様を消すのが勿体無い。」
「それでも今の色も褪せてきたし、綺麗にできないものか。」

そうお考えの方にピッタリの塗料が発売されています。

通常のクリヤー塗装では紫外線が透過して、クリヤーの下のサイディング面が痛んでしまい、白くなってしまったり、ヒビが入って割れたりと、なかなか長期的に保つものがありませんでした。

ここ最近は各塗料メーカーもサイディングの塗り替え需要の向上から力を入れてきているようで、新しい商品が続々と発売しております。

リフォーム需要が年々高まってきているので、多くのメーカーがサイディング用クリヤーを開発、販売してきています。

その中でも日本ペイントの「ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤー」は、今まであったシリコンクリヤーの上位版として、フッ素樹脂塗料のクリア仕上げの材料として誕生しました。

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UVプロテクト4Fクリヤーの特徴とは

塗料屋さんの説明今までのシリコン樹脂やウレタン樹脂と比べてみても、フッ素なので長期的に耐候性がアップしております。

低汚染性能もアップしているので、親水性の塗膜で汚れを雨が降るたびに洗い流します。

艶ありと3部艶有りの設定で、新築のようなキラキラの外壁や、少し落ち着いたシックな雰囲気の演出ができます。

塗ったままの状態が長く続くのならばそれに越した事はありません。一般的にクリヤー塗装をする場合は、下地の状態が良くないと塗装をする事ができません。

クリヤーの塗料なので、少し濡れ色になるので色味が濃く出ますが、状態が悪いと旧塗膜とサイディングの間から剥がれてくる事に成るからです。

UVプロテクト4Fクリヤーのデメリット(欠点)

  • 光触媒塗装、無機系塗装の塗替えでは上手くつかない可能性があります。
  • 価格がこなれて来たものの、流石フッ素と言うことで高い部類に入る
  • 下地の状態によっては施工できないので、選定に知識が必要です

欠点10年以上経っている場合は、風雨が強く当たる場所などは傷みが激しい為、クリヤー塗装は適さないかも知れません。

簡単な判定方法としては、水をかけてみて吸い込みが激しい場合はクリヤーの塗膜が作れない為、避けた方が無難です。

長期的に良い状態を保ちたい場合は早目に塗装をしておかなければいけませんが、それに見合っただけの効果は十分に有ると思います。

塗装屋さんからの評判

一昔前ならば、塗り替えで長持ちするクリヤー塗装がなく、二色塗や多彩模様の塗料を吹いたりして塗り替えていましたが、最初の凝った地肌を表現することはほぼ不可能でしたが、クリヤー塗装で濡れ肌の新築の様な艶が戻ってきて大変喜ばれる現場が多いです。

シリコン樹脂塗装よりも長持ちするフッ素樹脂塗料と言う事なので、価格は耐久性で見れば一年あたりではフッ素の方が安くつくと思います。

塗りやすいし、厚く塗りすぎたところはメーカーによっては白くボケたりするのだが、透明度が高いのかそれほど白ボケしないです。

ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤーの類似塗料

菊水化学の「SPパワーフッ素クリヤー」あたりがフッ樹脂のサイディング用クリヤーでは似たような種類になっています。

同じ4フッ化フッ素樹脂を採用しており、紫外線や酸性雨に対抗できる塗膜を形成し光沢の復活ができます。

価格帯も似たような所にあるので、どちらか迷った時は塗装屋さんの得意な方で良いかとおもいます。

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