外壁塗装Navi ~塗り替え時期・相場は?~

外壁の塗装に関する価格や塗り替え時期、相場などを公開しています。塗装屋さんに聞いた情報はとても塗料選びの参考になりますよ。

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遮熱塗料の特徴と欠点|夏場の温度上昇を抑えて節電に期待◎

      2016/12/12

遮熱塗料の特徴や最近の傾向

遮熱塗料は前からあったのですが、ここ最近の節電需要を受けて一気に需要が増えて、各メーカーが開発製造した塗料です。

屋根用の遮熱塗料が一番人気

外壁塗装のポイント人気度は出てきた当初は、遮熱塗料を知っていたとしても、あえて使うと言う人はあまりいませんでしたが、地震後の節電意識によって各自治体からも補助金が出るようになったりして、戸建塗装、企業塗装でも大変使われるようになりました。

遮熱塗料は外壁に使う物と、屋根に使う物の他にも床用に特化した物など、色々な種類があります。屋根用が遮熱塗料の中でも1番多く使われており、倉庫や天井が低い建物などは効果出やすいので是非選んでいただきたい塗料になります。

床用の遮熱塗料は学校の敷地やテニスコート、プールサイドが熱くなら無いようにと公共、民間の施設など大変よく使われています。遮熱塗料の樹脂はアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、各樹脂を使ったものが販売されており、無機塗料や光触媒性能を付加させたものなど、高付加価値の商品も発売されています。

太陽の遠赤外線や近赤外線を反射して温度の上昇を抑える

外壁塗装のポイント塗料の色を作る顔料と呼ばれる原材料の開発により、効率的に紫外線を反射するように作ったものが遮熱塗料と呼ばれ、太陽の遠赤外線、近赤外線などを反射して塗布物の温度上昇を抑える効果があります。

屋根塗料では塗料の色はJIS規格に対応してあるものは反射効率が設定されているために調色不可能となっており、各メーカーで準備してある常備色だけの設定になっています。

耐候性や耐汚染性能は各樹脂により様々なのですが、遮熱塗料だからといって樹脂ごとの価格帯に変化は殆どありません。通常の樹脂塗料の価格に平米辺り+100円程度で遮熱塗料に変更出来ると思います。

各樹脂共に水性と溶剤型の遮熱塗料の設定がありますが、金属屋根や金属サイディングは溶剤型、サイディングやモルタルコンクリートなどは水性または溶剤型で施工することをおすすめします。

遮熱塗料のメリット(良い点)

メリット(良い点)遠近紫外線を反射して、建物の温度上昇を低減する

塗装した表面の赤外線を効率よく反射するので、濃い色相の外壁や屋根など、建物の温度上昇を抑制します。その結果として建物の内部の温度が下がる為、エアコンの効きが良いなどの効果が生まれます。断熱材が入っていない昔の建物や倉庫などはこの違いが顕著に出てきます。

冷房にかけるコストを減らす事が出来ます

夏場に屋根の上を歩く人は居ませんが、例えて言うならば歩ける程に温度が高くなるのを防ぐ為、結果的には建物の二階や屋根が低い建物など、温度が低くなり、電気代の節約になります。外壁、屋根の他にも野外プール、幼稚園のテラスなど現在では多くの場所で使われています。

金属の熱膨張を抑え、塗膜に対するダメージを少なくできる

塗装物が高温になるのを抑制する為、温度差による金属の収縮と膨張を防ぎ、金属の劣化抑制になります。主に鋼板サイディングやトタン張りなどの屋根、外壁では夏場の日光による昼夜の温度差が激しい物になります。その温度差を抑制する事によって塗装の割れやヒビなどが発生しにくくさせる事があります。

最近多い黒や青などの外壁や、黒色の屋根などを選んでも、遮熱効果で温度が高くならない

屋根塗料などの濃い色を選んで塗装したとしても、遮熱塗料の場合は通常の屋根塗料と比べて温度上昇を抑えることが出来るので、上記のメリットを有効に使うことが出来ます。最近では濃い色の外壁も増えている為、黒系統の濃い色のでもそこまで熱くならずにすみます。

遮熱塗料のデメリット(欠点)

残念なポイント汚れると遮熱効果が低減してしまう

遮熱塗料は汚れてくると遮熱効果が下がります、この塗料は赤外線を反射する事で熱の上昇を防いでいるので、表面が汚れて反射できなくなってしまうと、赤外線を吸収しやすくなる為に通常の塗装と変わらなくなってしまいます。汚れにくい低汚染性能が付いたものを塗装する様にしましょう。

冬場の赤外線も反射してしまう為に、塗膜の温度は僅かだか低くなります

遮熱効果によって冬場の紫外線も反射してしまう為、通常よりは冷えてしまう事が有りますが、ほとんど気にすることはない程度で良いです。主な熱の移動は開口部などの出入口なので、窓にレースのカーテン一枚追加でも夏冬の熱移動を抑制します。

遮熱塗料を使わなくても遮熱効果がある場合があります

元々の塗る場所が白やシルバーの場合は遮熱塗装をしても効果がほとんど無いです。汚れている面ならば、同じ系統の色で塗り替えか綺麗に洗浄でも結果は同じ様な物になります。しかし、クリーム系統やグレーやチョコ色、黒系統の色では熱反射率が大きく違ってきます。

遮熱塗料はどんな外壁材、どんな人に向いているか

一般的な外壁には殆ど使う事が出来、濃い色の原色系統の色使いの家塗料屋さんの説明

モルタル、コンクリート、各サイディングなど多種多様に塗装できます。最近は昔と違って、濃い色の外壁材が増えた為に、遮熱塗料の恩恵は高いと思われます。外壁や屋根が濃い色で、夏場の温度上昇を抑制したい方は遮熱塗装をおすすめします。

夏場の外壁がとても熱くなっている建物やエコを考える方

断熱材が少なく、内壁、外壁が日中の太陽光でとても暑くなる外壁の建物は見違えるほどの違いが出る可能性が有ります。塗料による遮熱は断熱材を追加する位の性能を持っている為、塗装を考えているならばオマケで遮熱塗料にしても充分結果が出ます。

夏場のエアコンの電気代を浮かせて見ようと思っている方

屋根や外壁の温度が下がれば、それだけ建物内の温度も下がるので光熱費が浮きます。トータルで見てみれば、遮熱塗料で出た分は光熱費で充分回収出来ると思われます。建物にかかるコスト削減を考えている方にもおすすめする塗料になります。