自己流さん
32歳・会社員
【述べ床面積】90坪
【築年数(塗装した時)】築25年
【塗装箇所】外壁
【塗装費用】50万円
DIYを選んだ理由を教えてください。
自分は一時業者として働いたことがあり、道具やペンキ、筆などを持っていたため自分で工事を行うことにしました。知り合いの方の見積は受けましたが、自分が考える値段よりも高く、自分の人件費を考えても自分で行うほうが安かったので自分で塗装をすることにしました。
失敗したと思う理由は何ですか。
この失敗体験談は自分が初めて建物を購入し修理した時の話です。家族全員が住むために3階建ての建物を購入し、内部外部の修理を行いました。
その当時建築、インテリア業者として働いていた私だったのである程度自信もあり、きれいに工事できた新しい家に(中古住宅ですが)家族と一緒に住みたかったし、知人にも見せたかったのです。
そのために建物の平面図からインテリアの構想、色や材料なども自分で進めていきました。内部の工事はそこそこ進みましたが、失敗は外部のペンキ塗りの時に起こりました。
失敗の内容はペンキが風に飛ばされ周りの車についてしまったことです。
3階建ての外壁の塗装で、足場を設置し、ペンキローラーや筆で塗りました。なかなかいい色を選んだなと喜びながら塗っていたわけですが、クレームが入りました。うるさいこととペンキのにおいがするとのことで話がきましたが、その中にはペンキが飛ばされて車についているとのことでした。
実際に行って確認したところものすごく小さいペンキの水滴が車のあっちこっちについていることが見えてきました。まずは、謝り洗車代を払うこととなり、車の周りにテーピングを行いました。
ことがもっと大きくなる前に手を打とうと思いクレームが入った車の前後にもテーピング作業を行いました。その後作業を続けましたが、風が強くなりほかの車への被害が心配になり中断することにしました。
作業は風の量を図りながら少しずつ進め実際考えていた時間よりも2倍以上かかってしまい、車の洗車台まで入れると高くなってしまった気がします。さらに車のラッピングなどを行う時間まで入ってしまったので作業時間がものすごく長くなりました。
失敗しない為にはどうすればよかったと思いますか。
自分の家を買って調子に乗って作業に取り掛かりましたが、自分の建物の工事で業者としての考え方を忘れていました。
受注した工事だったらクレームが入らないように周りへの告知を行っていたでしょうし、建物周りへのビニールせってなども徹底したと思いますが、油断したことが失敗の原因です。
また自分の家の修繕などので工事を行うことがあると思いますが、周りへの配慮と業者としてのポリシーを忘れないことが重要だと思います。