ウレタン塗料・相場1500~1700円/㎡|ウレタン塗装は10年で塗り替え、欠点は?

ウレタン塗料の特徴や最近の傾向

塗料屋さんの説明ウレタン樹脂塗料は水性型や溶剤型、1液型、2液型と幅広く色んな種類が作られていますが、外壁塗装でよく使われているタイプは溶剤型の1液と2液タイプです。

水性タイプは、準外部や内装に使われる事が多いです。

少し前までは大変良く使われていて、シリコン樹脂塗料が出てくるまではコストパフォーマンスも大変優れている塗料でした。

機能的にも、優れており、耐藻、耐カビ等と言った機能を持つものが多いのも特徴です。

低汚染タイプの塗料を選べば、外壁に雨染みができる量を少なくすることができ、綺麗な外観を維持しやすくなっています。

耐久性的には、アクリル樹脂塗料よりは長期的に持つものの、10年位で塗替タイミングになります。

ウレタン塗装は、塗りやすく色や艶なども良い為、外壁に良く使われる塗料です。

単価的には下塗り含まずに平米辺り、1500円~1700円辺りが多いようです。

価格的、性能的には水性ウレタン<1液ウレタン<2液ウレタンと言う感じですが、メーカーによって違う場合もあります。

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ウレタン塗料のメリット(良い点)

メリット(良い点)ひび割れがしにくい

ウレタン樹脂塗料は他の樹脂塗料と比べると、適度な柔らかさがあるので外壁の下地に追従してひび割れが発生するのを抑える事ができます。

コンクリートやモルタルなら建物の揺れによるヒビ割れ。

金属サイディングなどは熱による膨張によるヒビ割れを塗膜の柔らかさがカバーします。

価格と性能のバランスが良い

価格と性能の面ではアクリル樹脂塗料とウレタン樹脂塗料の中間になります。

少し前までの主流な商品だったので、流通量も多くメインで使っている塗装屋さんも多く居るので、塗装方法の面などを見ても、安心して使う事のできる商品だと思います。

多種多様な使い場所がある

メーカーにもよるのですが、硬化剤の種類を変えることによって低汚染性を追加したり、弾性塗膜に変更したりと、塗る場所において使い分けができるのもウレタン樹脂塗料などの2液型塗料でのメリットになります。

材料費の無駄を省けるので、省資源に貢献します。

種類が豊富で必要な塗料を見つけやすい

ウレタン樹脂の塗料は日本全国の他にも海外メーカーでも生産しているので、種類が大変豊富です。

戸建ての外壁に使える塗料でも、水性、弱溶剤1液型2液型、強溶剤1液型2液型、遮熱塗料、屋根用等、ほぼ塗る場所と条件に合う塗料を探す事ができます。

2液型なら高性能な物が使えます

ウレタン樹脂2液型の塗料では水性や溶剤1液型に比べ樹脂の化学変化が緻密になり、頑丈な塗膜を作ることができます。

硬化剤を入れる事により、イソシアネート結合の化学反応を起こして、雹や雪による擦り傷などでも傷つきにくく頑丈なウレタン塗装を作ることができます。

ウレタン塗料のデメリット(欠点)

残念なポイント上位樹脂のシリコンには性能が劣る

シリコン樹脂系と比べるとやはり耐候性や低汚染性の性能では負けています。

同じ条件で比べた場合は、上位に当たるシリコン樹脂に勝てるのは価格面ぐらいしかありません。

それでも1液型のシリコン樹脂塗料と比べて見ると、2液型のウレタン樹脂塗料の方が塗膜の硬さが有るので傷が付きにくい分、屋根などでは長持ちする可能性は十分にあります。

2液型では硬化不良等の失敗があります

ウレタン塗装は、硬化剤を使う2液型は正確に混ぜないと硬化不良を起こしてしまいます。

化学反応を起こすには、硬化剤を入れて攪拌するのですが、少ないと固まらない、多すぎても固まらないといった風に、不具合が出やすくなります。

主にウレタン樹脂の硬化剤のイソシアネートは空気中の水分と反応するので、古い硬化剤を使っても不具合が出る事があります。

ウレタン樹脂塗装の耐候性は中ランクです

長期的な紫外線によって、変色や退色、チョーキングのしにくさなどの性能面ではアクリル樹脂塗料よりは高く、シリコン樹脂塗料よりは低い傾向があります。

どんな外壁材、どんな人に向いているか

塗料屋さんの説明どんな場所にも塗装できる物が多いです

下塗りを変えれば、殆どオールマイティに色々な場所に使うことができるので重宝します。

木部には弾性硬化剤、外壁には低汚染型硬化剤、鉄部には錆止め効果が付いた防錆型硬化剤といった風に、塗料を無駄にしないので、環境対策など考えている方にはおすすめです。

価格と性能がバランスよく平均的である

できるだけ費用は抑えたいけど、モチも良くしたいと言う人には向いている樹脂です。

アクリル樹脂と比べれば性能も上がっていますし、塗料の持ちも良く、平らでより艶のある塗装に仕上げる事ができます。

塗装がしっかり平らに仕上がる事で、薄い面が無くなりそれだけ長持ちする理由になります。

2液タイプを使用する事で性能が高まります

1液型は硬化剤を使わないので、硬化不良を減らしたい方、そして2液型は性能を発揮できるようにしっかりと計量して使用できる方におすすめします。

目分量で計算はしないで、しっかり計りを使って計測、そして攪拌しなければ2液型の性能は発揮しないです。

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