シリコン樹脂塗料の特徴と欠点|人気No.1の外壁塗料、相場2000円/㎡前後

シリコン樹脂塗料は今ある塗料の人気ナンバー1と言っても良いほど多くの方が使用しています。

なぜそれほど人気が有るかと言うと、今現在ある色々な樹脂塗料の中で価格と性能のバランスがもとても良いからです。

(当サイトでは、現役の塗料屋さんによる正しい情報を発信しています。)

◎シリコン塗料の特徴や最近の傾向

塗料屋さんの説明機能面で言えば、防汚染の面でも高いレベルの低汚染性を持っている物も多く、汚れにくい材料が多いです。

色や艶などの耐久性的には、とても高く性能と価格のコストパフォーマンスは今現在の各樹脂塗料の中でも最高の部類に入ります。

モルタル外壁にシリコン塗装(築25年モルタル外壁・4ヶ月前シリコン塗装)

水性1液型<溶剤1液型<水性2液型<溶剤2液型のと言う様にやはり水性より溶剤型、1液型より2液型の方が高性能の傾向があります。

全ての樹脂塗料において、硬化剤を使用する2液型塗料の方が樹脂同士の結合が丈夫になるので2液型塗料を勧めるわけです。

それでもシリコン樹脂の場合は、戸建塗装では匂いを気にするために、1液型の水性タイプの需要が多くあります。

1液水性でもシリコン樹脂塗料ならは、ウレタン樹脂塗料以上の耐候性があるために使用されることが多いのです。

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シリコン塗料はどんな外壁材、どんな人に向いているか

建材メーカーが多数使用

コンクリートやモルタル仕上げ、リシン、各種サイディングなど多様に新設、塗替えで使うことができます。

シリコン樹脂塗料はサイディングメーカーも採用している所が多く、大変多く使われています。

また、塗料自体のバリュエーションも多いので好きな機能を持った物を選ぶ事もできます。

匂いに敏感な方でも使えます

水性でもある程度長期的に綺麗な外装が期待できるので、住宅地で溶剤臭が気になる家庭でも安心して使える。

今までのアクリルやウレタンの水性タイプでは耐候性や変色などに心配が有りましたが、シリコン樹脂塗料ならば水性塗料でも高い性能を持っています。

高品質な塗料を希望の方

溶剤型の2液型の使用で、より光沢を維持することができるので、高光沢を求めるならば、こちらの方をおすすめします。

高光沢と言うことは、全面に均一に膜が付いているという事で、平滑性能が良いので平らになりやすいと言うことです。

下地も含めて、しっかりと仕上がらなければ綺麗な艶は出にくいのです。

シリコン樹脂塗料のメリット(良い点)

高性能で安心

メリット(良い点)シリコン樹脂塗料はウレタン樹脂塗料より、高耐候性、高機能のものが多いです。

同じくくりの中で、比べた場合は上位の樹脂に当たるシリコン樹脂塗料の方が性能は良いですが、水性シリコンと2液型のウレタン樹脂とを比べた場合はウレタン樹脂塗料の方が性能が高くなります。

コスパに優れている

ランク的にはフッ素樹脂塗料のすぐ下にありますが、価格的にはウレタンのすぐ上辺りなので、コストパフォーマンスに大変優れています。

シリコン樹脂塗料は値段の割に性能がとても良い物が多いので、最近は需要が高く、多くの塗り替えに使用されています。

シリコン樹脂塗装の㎡単価

平均的な相場は水性2液で2000円程度ではないでしょうか。1液の水性タイプではもう少し安くなり、2液の溶剤型では高くなります。

シリコン樹脂塗料も水性は結構安めで推移していますが、2液型の溶剤型の塗料が価格的には高いのですが、性能もシリコン樹脂塗料ではトップクラスなので、2液型の溶剤型の塗料をおすすめします。

ウレタンより強くて長持ち

高光沢で、艶、色共にアクリル、ウレタン樹脂塗料より長持ちします。

シリコン樹脂塗料の化学変化はシロキサン結合なのでウレタン結合と比べてみてもより強く結合しています。

結合が強いという事は、その分他の要因によって壊れる事が少なく、長持ちする要因にになっています。

付加機能が充実

セラミック配合のものが多く、低汚染性能が標準で付いてるタイプも多くあります。

セラミックが入っていると、汚れが雨で流れやすい親水性の塗膜になりやすいです。

各メーカー低汚染性能とカタログ等に書いてありますが、超低汚染、低汚染、親水性塗膜に着いた水の際の角度で呼び方を変えているメーカーもあり、屋根の場合、角度が鋭角なほど親水性で汚れが流れやすいです。

1 (800x600)(築18年シンセライト外壁・8年前シリコン塗装)

シリコン樹脂塗料のデメリット

価格はウレタンよりも高値

残念なポイントシリコン樹脂塗料はアクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料と比べて価格が高い傾向にああります。

それでもメンテナンスサイクルコスト的には安い方なので、長期的に持たせる為の塗り替えならば大変おすすめできるシリコン樹脂塗料になっています。

硬化剤が無いタイプはウレタンよりも弱い場合あり

1液のシリコンより2液のウレタンのほうが、塗膜の頑丈さでは勝っていますが、どういう部分で使われるかによってはシリコンで十分な可能性もあります。

オーバースペックで必要以上の性能を使ったとしても意味がありません。

積雪などで屋根に雪が多く積もる等以外は1液のシリコン樹脂塗料でも十分です。

塗膜が硬いため塗装に付きにくい

付着性能ではウレタン樹脂塗料の方が優れています。

シリコン樹脂塗料は塗膜がウレタン樹脂塗料よりも硬くなるのでその様になるのですが、適切な下塗りを使う事によって付着の面では十分な性能を発揮できるので、それ程考えなくても良いでしょう。

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