菊水科学工業の特徴と評判は?下地から上塗りまで一貫して施工できる

菊水科学工業の特徴と評判は?

外壁塗装では、菊水科学工業と言えば塗装屋塗料屋では知らない人はいないと言う位有名な塗料メーカーです。
菊水科学工業は昔から外壁塗装に特化した商品開発をしており、通常のあらゆる戸建塗装から、公共建築物件、高層マンションやアパートなど塗装する建物はほとんどすべての種類を兼ね備えたメーカーです。

特殊な用途の塗装は除きますが、それでも大変多くの種類を持って居て、ここ最近は下地調整塗材メーカーの日本スタッコを子会社化して、下地から上塗りまでを一貫して自社メーカーで補えて施工できることを強みとして営業展開しているメーカーでもあります。

もともと、日本スタッコは菊水科学の社長の奥さんがやっていた会社ですが、そこをまとめた事で、注文する立場としては同メーカーで一貫して揃えられると言うのは、付着試験や保障などの面で大きなアドバンテージを持っているといっても過言では無いのです。

戸建塗装も、補修や下字処理は絶対必要な事ですので、メーカーが自社で作っていない材料との付着試験などしないよりは、しているメーカーを選んだ方が安心できますからね。
材料自体も、しっかりとした物を作っていると自信を持ってメーカーも言っている通り、塗られる立場、塗る立場、売る立場と安心した商品です。

外壁塗装の塗料の評判はと言うと、さすが菊水の商品と良く言われます。価格も類似商品と比べたとしても殆ど差も無く、品質は良いとの評判です。安いだけの商品、安かろう悪かろうと言うことは無いと使っているお客様からは好評を受けています。

菊水科学工業の代表的な塗料は?

ナノペイント

ナノペイントは、無機と有機のハイブリッドな艶消し塗料で、耐候性、退色性も高い塗料。色は薄い色に限定されますが、最近の艶消し塗装需要で少しずつ問い合わせが増えて来ている商品です。今までの艶消し塗料は汚れやすいと言ったイメージも有りましたが、そう言ったことも無く、耐汚染性能も付加してある商品になっています。

水系ファインコートシリコン

水系ファインコートシリコンは、水性でありながら密着性も優れ、塗り替えの時に下地がしっかりしていればシーラーレスで塗れる商品です。水性アクリルシリコン樹脂塗料ですが、需要が多いせいか価格も性能に比べても低めで推移している塗料です。耐候性、低汚染と言った基本性能を持った塗料になります。

ケツロナイン

ケツロナインは、水処理場などの公共工事でも使われている、内装用塗料で、名前の通り結露を防止する塗料になります。塗って乾燥すると、フワフワした手触りに成り、押入れや脱衣所、寝室などの結露しやすい場所の湿度を調整する事ができます。最近の高気密住宅だと場所によってはどうしても湿度が高く成り結露してしまう事が多々ありますが、そう言った物を軽減できる塗料です。

菊水化学の欠点(デメリット)は?

菊水科学工業の欠点と言えば、少しコアな商品が多い菊水科学工業ですが、余りにも全国的に出荷が少ない商品とかだと、いつの間にか廃盤になっていたりします。少しの需要にも対応して商品を作り続けるのは大変ですから、仕方ないと思います。

あとは色合わせの基準が緩いかなと思います。追加で塗料を注文すると、微妙に色が違う事があります。しかし、これは多くのメーカーに有ることで仕方が無い事とも言えます。人の目は少しの色の違いも確認できますが、機械ではそこまで同じにはできません。人が作ったとしても、全く同じ色は再現できませんので。

商品は満足できるラインナップで、最近のリフォーム塗装需要にも乗っかろうと、新商品を色々出して来た菊水科学工業ですが、一度使ってもらえれば、商品の良さはわかるかと思います。

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