コンクリート外壁(38年経過・5年前塗装)の劣化状況・塗装目安

コンクリート外壁の特徴を簡単に教えてください。

塗料屋さんの説明この外壁材はコンクリートで、リシン吹き付けやコテで仕上げてあった塗装を補修のときに下塗りでフィラーを厚塗りとトップコートの仕上げで塗り替えられた外壁です。

コンクリートの場合は外壁に大きなクラックが入ると致命傷になるので、ヒビが大きくなる前に対処したいところです。いきなりヒビが大きくなるわけでもないのですが、ヘアークラックと呼ぶ髪の毛程度のヒビは気にする必要は無いです。

画像を見ながら劣化状況を教えてください。

38年経過したコンクリート外壁

(↑上記画像)コンクリートやモルタルの建物は窓や玄関などの開口部に良くひび割れができます。どうしても力が集中してしまうためにこの様なクラックがでやすいのです。

下塗りに弾性フィラーと弾性の上塗りである程度防げることはできるのですが、塗装の限界が来たときにはこの様にヒビが入ります。

38年経過したコンクリート外壁の黒カビ

(↑上記画像)こちらは窓周りですが、外壁はリシンでしたが、こちらは元が薄塗りだけだったようで、黒いカビの様なものがでており、そこの塗り替えした後も透けたか再発した様に見えます。

38年経過したコンクリート外壁の天井

(↑上記画像)この面は、家の方が自分で塗られたのでしょうか、真ん中ほどから色が分かれています。天井の養生もうまくできていなかったのか、色がはみ出してしまっています。ここもカビなのか、汚れが浮き上がっています。こういう場合は、カビを残したまま上を塗り替えてもダメな場合が多いのです。

38年経過したコンクリート外壁の接写画像

塗装をしてから5年ほどなので、(↑上記画像)接写の写真でも艶があり、まだ塗膜の状態は良いものだと思います。

塗装時期などのアドバイスをお願いします。

38年経過したコンクリート外壁の穴

(↑上記画像)こちらのような穴は、シーリングを入れるなどの補修をできるだけ早くする必要があります。いくら表面の塗装が良くても裏側から水が回ってくると、膨れや剥がれの原因になってしまいます。

38年経過したコンクリート外壁3

それ以外の写真でみる限りでは、5年程度で塗り替えの必要が出るかと思います。塗装がもっていても、汚れが目立ってきた場合に塗装することも必要ですその場合は、下処理のカビ処理などをしっかりやって、トップコートのみの塗り替えでよいです。

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