大手ハウスメーカーの塗料はなぜ高いのでしょうか。その理由について現役塗料屋が解説します。
塗装業者と中間業者
大手ハウスメーカーにリフォームで塗装を頼んだとしましょう。そうすると専属のリフォーム会社がマージンをハウスメーカーに払います。
リフォーム会社はマージンを取って塗装業者に発注します。この様に中間マージンが多く掛かってくる為に、通常であれば塗装費用は跳ね上がります。
リフォームは取れれば美味しい営業なので、10万、20万とマージンが取られる為にお客さんの最終価格はどうしても高い物になってしまうのです。
大手ハウスメーカー専門の下請塗装業者
ハウスメーカーには殆ど決まった塗装店が塗装をしているのが一般的です。
個人の方で外壁の塗装を頼む割合は、ハウスメーカーが多数を占めているので、塗装業者が貰える金額が安くても仕事が多く貰えるという事があり、なんとかやっているところがとても多いです。
大手ハウスメーカーに頼めば安心なのか
ハウスメーカーの多くは外壁に塗る塗料がある程度のランク以上の物を使うなど、徹底しているのでその点では安心できるかと思います。
ただ、塗装するのはその地域地域の塗装業者なのでもしかしたらホームメーカーに頼んでも頼まなくても、同じ塗装屋さんが塗装するかもしれないのです。
そして金額的には多くの中間マージンが発生するので高い物になってしまいます。
中間マージンを払うくらいなら、評判の良い塗装業者に同額で仕事を依頼した方が格段に良い仕上がりになるのは間違いありません。