外壁・屋根塗装の見積り(79万円)を徹底分析!

外壁塗装業者の見積って実際はどんな内容が書かれているのでしょうか。こちらのページでは、実際に作成されたお見積りをご紹介し、現役の塗料屋さんに解説をして頂きましたのでとても参考になると思います。

実際の見積書(外壁、付帯部、屋根、ガレージ天井)

見積書1

見積書の見るべき点をチェック

一般的な戸建塗装の見積もりで、外壁と、付帯部、屋根、ガレージ天井の見積もりです。
数量は見る業者によってはプラスマイナスしますので、自分で実測できるのなら測ってみても良いと思います。
どの見積書も見るべき要点はありますが、価格と仕様、使用材料などは特に見なければなりません。
金額も見る点では重要な位置を占めていますので、この項目はどの位の価格で施工しているのか、他の相見積もりなどと見比べることも必要です。

注意すべき点

見積もりの種類によっては、見積もり金額のほかに費用が掛かってくる業者もいますので、見積もり費用がすべてなのか確認することも必要です。
何年保障とかの、保障つきの外壁塗装もありますが、その保障内容を良く確認するなどの点も必要です。
使用している材料名が記入してあるか、またその材料が適正価格で見積もりしてあるか、仕様は間違っていないかなども良く確認しましょう。
どのような材料を使うかが判れば、自分の家の部位に正しい材料かが判る手助けになるかと思います。

見積書から見えてくる事(業者について)

今回の見積書から見えてることとしては、足場費用が900円/㎡なので、600円~1000円以内なら平均的ではないでしょうか。
塗装やさんが直接足場を立てるところは今はなかなか少なく、殆どが外注の足場専門やに頼むことが多いです。
一昔前は1000~1400辺りの価格が多かったのですが、今は値下がりや足場の組み立てやすい商品などの増加で金額的には落ち着いてきています。

飛散防止養生のネットを使っていない業者も多くいますが、ご近所への塗料やゴミ等の飛散防止のためにも使用するのは良いことです。
また、ネット自体に広告等を入れていたりして、費用をサービスしている所も多くあるので、聞いてみる事も良いかもしれません。
飛散防止養生のネットの価格相場は、単価100円~150円程度です。

外壁下地処理として、高圧洗浄機で外壁のサイディングや、屋根などを水で一気に清掃します。塗装には必ずと言って良いほど必要な作業になります。
汚れの上に塗装をしたとしてもゴミにくっ付いて、壁に付着しなくては意味がありませんので。
高圧洗浄の価格相場は、単価100円~300円程度なので平均的な業者ではないでしょうか。

微弾性フィラーと水性シリコンの2回塗りで㎡合計2000円であれば高くも無くという感じですが、使用材料が判らないのでできればどのメーカーのどう言った塗料を使うのかを教えてもらったほうが良いです。
また、塗装面積、使用材料によっても平米単価は上下しますので、相見積もりを取る際は注意しましょう。

縦、横トヨ塗装は塗装一式ですが、決まった定価はありませんので、高いと思えば交渉するなりしたほうが良いと思います。
また。OP塗装となっておりますが、油性調合塗料では耐久性、耐候性に欠けるので、外部使用でしたら塗料の変更をしてもらった方が良いかもしれません。
ウレタン樹脂塗料などでもOPの油性塗料よりは持ちますし、価格的にそれほど差もありません。

屋根塗装の高圧洗浄も屋根塗装には重要な点であります。抜けの無いようにしましょう。
今回の屋根塗料は遮熱断熱塗装で3回塗りの事ですが、どういった塗料が使われるのかわからないので、カタログを業者に取り寄せるなりすれば貰えると思います。
その資料を見て検討するのも必要です。価格的にはどのような物を使うか判らないので、判断はまだできません。

全体的な価格帯から見てみても、それほど高めの金額ではないので間に何社も入っているという事では無いと思います。
ただ、塗料の種類が詳しくわからないので、そこは確認は必要だと思います。
最近流行の遮熱断熱塗装を取り込んでいることから、良い物を進めたいと思って見積もりを作っているのではないかと感じます。
油性塗料の所は、ランクアップしてウレタン又はシリコンに変更してもらいましょう。
塗装屋によっては、見積もりは油性塗料でも施工はウレタンとか使う業者も実際は多く、ランクを上げるのなら違うものを塗っても良いだろうと思う人も多いです。

-実際の見積りをチェック

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