雨樋の塗装・DIYはできる?よくある劣化症状と塗料について

雨樋のよくある劣化症状

こちらは新設の時に色が付いている物が多く、最近は樹脂製の物が多く使われていますが、一昔前は銅製の物が多く使用されていました。
常に目に見える部分でないことから、漏れて初めて劣化したことに気づく事が多いのですが、穴があいていたり、割れていたりと様々です。
ゴミや泥など、他に水が溜まり易い部分が一番に劣化していきます。

雨樋の劣化症状を放置するとどうなる?

放置していると紫外線によって樹脂製の雨どいは硬化してヒビが入りやすくなったり、割れたりする事があります。
見た目にもカビや藻が生えたり、汚れがついたりすると樹脂製、金属製共に劣化が早まります。
金属製のものは錆びて穴があき、樹脂製のものは割れてしまいますが、最近は樹脂製のもののほうが長持ちする様です。

雨樋にはどんな塗料を使う?

塗り替えの時に一緒に塗る方も多いですが、高圧洗浄のみで汚れを落として終わりの方も実際は多いです。
金属製の場合はエポキシ樹脂塗料のさび止めを入れた後に、ウレタン樹脂塗料やシリコン樹脂塗料で塗る事が多く、付着が良く肉持ちのある塗料が多くつかわれます。
樹脂製のものは密着をよくするシーラーなどの下塗りを入れて、金属同様の上塗りをかけて仕上げます。

雨樋のDIY塗装は可能?

自分で塗る事も可能だとは思いますが、取り外しや足場の問題があるので、外壁の塗り替え時に一緒するのが良いでしょう。
また、樹脂製の物は付着が良く無いものが多いのでしっかり塗料が付くか確認しましょう。
塗らないで綺麗にするだけでしたら自分でもできますし、ゴミや詰まりがあると割れや凍結時の割れの原因になるので、綺麗に掃除できるのならやってみては如何でしょうか。

外壁塗装と違うところ

外壁塗装との違う所は取り外して塗る事もできる事です。ゴミが溜まり易い部分になるので、定期的な掃除が必要になります。
外壁に揃えた色使いで雨どいを選んでいる戸建も多いので、外壁のイメージチェンジで色を変えるときはあった色に変更するのも良いかもしれません。
外壁と違い、細かく細い隙間等の塗装もあるので、専用の細い所を塗る道具があると良いです。

-付帯部・その他の塗装

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