フェンスの塗装・DIYはできる?よくある劣化症状と塗料について

フェンスのよくある劣化症状

最近はお洒落なアルミ製のフェンスや木製のフェンス、ラティスで外溝を囲んでいる戸建も多いですが、このフェンスも放置していると腐ってきますし、錆が出てみすぼらしくなってきます。
鉄製のフェンスも昔は多かったのですが、最近はステンレスやアルミ、メッキが施されたフェンスが殆どなので、昔よりは腐食しているフェンスを見ることも少なくなってきました。

フェンスの劣化を放置するとどうなる?

アルミなど合金製のフェンスは長く持つのですが、ひとたび傷が付くとそこから錆が始まって進行します。
部材の内部は無塗装で空洞なので穴が開いた部材は一気に進行が早まることがあります。
フェンスの下部のコンクリートと接触するところも水が溜まりやすく錆びやすいので、倒壊などの危険があるので酷くなる前に塗装すると良いでしょう。

フェンスにはどんな塗料を使う?

金属製のフェンスは亜鉛メッキや塗装が施されているものが殆どなのですが、亜鉛メッキ仕上げの銀色に仕上がっているフェンスは、錆を落としてからジンクリッチペイントと呼ばれる亜鉛メッキ塗料を塗装します。
亜鉛メッキは犠牲防食と言われる、鉄より亜鉛が先に錆びることで鉄の錆を防ぐ効果がある事から使われています。
色を付けたい場合は、できるなら2液型のさび止めと、ウレタン以上の上塗りで塗装します。
木製のフェンスはオイルステインの塗料や、木部に対応した物を使います。

フェンスのDIY塗装は可能?

錆や腐食が激しいフェンス意外はDIY塗装もやりやすいと思います。
余程の高い場所に在るフェンスは例外として、殆どが1階の地面の上に設置されていますので、塗り替えしようと思えば塗装は可能でしょう。
こまめに塗ることができるならば1液型の塗料でも効果は十分なので、自分でDIYしてみたい、と思っている方には手始めとしておすすめする場所になります。

フェンス塗装と外壁塗装の違い

フェンスは外壁と違い、棒状の部材で構成されているものが多いですし、一面だけでなく四面全て塗ることになります。
塗装する順番を間違わないように、塗りにくいところから、奥側や細いところから塗る事がコツです。
境界線の上に設置してあるフェンスなど、隣の家の敷地に入らなければ襲うすることができないこともありますし、奇抜な色で塗装して、お隣からクレームが来たとの事がないようにしましょう。

-付帯部・その他の塗装

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