灯油タンクのよくある劣化症状
灯油タンクに限ったl事ではないですが、塗装の一番弱いところはカドになります。
表面張力でどうしてもカドは塗装の厚さが薄くなるので張り合わせのカドの部分などは錆が出やすく、そういった部分が錆びると溶接が開いてきたりします。
内部も水が溜まると錆びやすくなるので使わない季節だとしても灯油を入れて、空気の体積の量を減らしておいたほうが錆びにくくなります。
灯油タンクの劣化を放置するとどうなる?
外部も内部も錆が進行してくると穴があき、雨水がタンク内部に浸入したり灯油が漏れ出すなどの不具合が起こる可能性があります。
引火性の液体なので漏れ出したら大変なので、そうなる前に塗装や補修で必要な措置を行いましょう。
灯油タンクにはどんな塗料を使う?
鉄部に塗る塗料なので、さび止め塗料を塗り、その上にウレタン樹脂やシリコン樹脂塗料など、下塗りに対応したものを塗装します。
それほど痛んでいなくても上塗りを塗りましすることで耐久力が長持ちするので外壁塗装のついでに頼んでもよいかと思います。
内側はエポキシ樹脂塗料の下塗りと上塗りを塗装しますが、タンクの中は専門的な分野に成るので外壁塗装とは別になります。
灯油タンクのDIY塗装は可能?
外側だけであれば、それほど難しくなく塗装することはできるでしょう。
錆が出てなければ軽く全面にペーパーを当ててすぐウレタン樹脂などの上塗りを持っていくこともできますが、錆びて赤くなってきているタンクなどはしっかりと錆を落としてからの塗装に成るので、塗装店に頼んだほうが無難かと思います。
間違っても火災には気をつけ、蓋を開けて中身が入っていないからとすぐ電動工具などを使うのは中に気化した灯油などで火災の危険性があるので注意しましょう。
灯油タンクの塗装と外壁塗装の違い
家庭用のタンクはそこまで大きなものがないので、足場を使わないでもしっかりと塗装できる点が特に違います。
タンクの塗装は外壁と違い危険な箇所があるので気をつけて作業しなければいけません。
専門の業者に任せるなどして、グラインダーでタンク外面の錆を落としたりは火花が出るので危なく引火に注意して作業します。